東証、午前終値は2万2407円 買い戻し優勢、サウジ情勢懸念も

 16日午前の東京株式市場は、前日の大幅安の反動で買い戻しが優勢になった。日経平均株価(225種)の上げ幅は一時200円に迫った。一方、サウジアラビア人記者の殺害疑惑で米政権が制裁を示唆しており、情勢の混迷化が懸念され、前日終値を下回る場面もあった。

 午前終値は前日終値比136円24銭高の2万2407円54銭。東証株価指数(TOPIX)は7・47ポイント高の1682・91。

 サウジと米国の関係悪化が警戒され、15日の米国市場で主要な株価指数が下落し、16日の東京市場でも重荷となった。


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