ローカル線でプロレス、山形 列車内に雄たけび、汗飛散

山形鉄道フラワー長井線の走行中の車内で熱戦を繰り広げる、郡司歩選手(左)らレスラー=29日

 「ウオー!」。雄たけびや手のひらで胸をたたきつける音、汗も列車内に飛び散る。山形県南部を走る山形鉄道フラワー長井線で29日、走行中の車内でレスラーが戦う「ローカル線プロレス2018」が行われた。客席のファンは身を乗り出し、選手に触れそうな距離で豪快な技を堪能した。

 東北を中心に活躍する郡司歩選手ら12人が参加。1グループ6人で列車に乗り込み、車両のあちらこちらでコブラツイストやキックなど技の応酬が繰り広げられた。ホームで乱闘し列車の発車に間に合わず失格になる選手もおり、大きな笑い声が上がった。


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