公明幹事長に斉藤氏起用 世代交代、井上氏は副代表

公明党の井上義久幹事長、斉藤鉄夫幹事長代行

 公明党の山口那津男代表(66)は、井上義久幹事長(71)を交代させ、後任に斉藤鉄夫幹事長代行(66)を昇格させる方針を固めた。30日の党大会で承認を得たい考え。党執行部の世代交代を図る。井上氏は副代表に起用する予定だ。党関係者が29日明らかにした。

 山口氏は19日、任期満了に伴う党代表選に、ただ一人届け出て代表6選が確定。執行部人事の調整を続けてきた。党大会で自身の6選の承認を得た上で、人事案を諮る意向だ。

 井上氏は2009年に山口氏の代表就任と同時に幹事長に就いた。在任期間が長期にわたり、去就が注目されていた。


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