米韓、改定FTAに署名 首脳会談に合わせ

 【ニューヨーク共同】米国と韓国は24日、トランプ大統領と文在寅大統領の首脳会談に合わせ、米韓自由貿易協定(FTA)の改定協定文に署名した。韓国との間に貿易不均衡があるとトランプ氏が問題視して協定の再交渉が始まり、今年3月に大筋で合意していた。トランプ氏は署名式で「歴史的」と評価した。

 改定協定では米側が韓国製自動車の一部車種への関税撤廃の時期を延長することなどが柱となる。韓国政府は「交渉長期化による悪影響を最小限に抑えた」と早期妥結の意義を強調。来年1月1日までの発効を目指して国会の批准同意などの国内手続きを進めるとしている。


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