2018年9月25日 13:09 | 無料公開
記者会見する中国の王受文商務次官(左)と国家発展改革委員会の連維良副主任=25日、北京(共同)
【北京共同】米国との貿易協議を担当する王受文商務次官は25日の記者会見で、協議再開の可能性について「誠意や対等な関係」が前提になると述べ、米国が制裁強化の圧力をかけ続ける状況下では再開できないとの見解を示した。
貿易摩擦を巡る閣僚級の貿易協議は今月下旬にワシントンで開かれる予定だった。米国が24日、中国からの輸入品に対する第3弾の制裁関税を発動したことに反発したとみられる。
一方、中国のマクロ経済政策を統括する国家発展改革委員会の連維良副主任は「中国経済には強靱性と内需の潜在力がある。リスクは全体として抑制できる」と述べた。