2018年9月23日 19:16 | 無料公開
23日、英中部リバプールで始まった英労働党大会(共同)
【リバプール共同】英国の最大野党、労働党の党大会が23日、中部リバプールで26日までの日程で始まった。英国の欧州連合(EU)離脱交渉が難航する中、交渉結果について改めて国民投票を行うことを正式な党方針とするよう求める声が党内で高まっており、その是非が議論される予定。
コービン党首は、国民の意思は前倒し総選挙を通じて示されるべきだとして国民投票の再実施に否定的な立場。与党、保守党党首のメイ首相も2016年の国民投票の結果を尊重すべきだとして反対を明確にしており、現時点で再実施の可能性は低い。ただ労働党が再実施賛成にかじを切れば大きな後押しになる。