「志賀草津道路」の通行止め解除 噴火警戒レベル引き下げ

全通した志賀草津道路を通行する車=22日午前、群馬県草津町

 群馬県草津町と長野県を結ぶ観光ルート「志賀草津道路」(国道292号)は、両県にまたがる草津白根山のうちの白根山の火口に近い約8・5キロ区間の通行止めが22日午前に解除され、全面開通した。

 気象庁が21日、白根山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げたのを受け、草津町が立ち入り規制範囲を縮小したことに伴う措置。28日までは午前8時〜午後5時のみ、29日午前8時からは終日通行できる。

 同道路は4月20日に冬季閉鎖が解除されたが、2日後に噴火警戒レベルが引き上げられ、この区間が通行止めになった。


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