メール1030万通が消失 ソフトバンク携帯で不具合

 ソフトバンクは21日、迷惑メール対策のシステムに不具合があり、携帯電話やPHS向けのメール計約1030万通が436万人に届かずに消失したと発表した。消えたメールは復元できないという。総務省は利用者に説明を尽くすよう、同社に行政指導した。

 ソフトバンクは「(不具合を)重く受け止め、再発防止策を徹底する」としている。21日にメールで被害者に状況を報告し謝罪した。受信者に届くはずのメールが消失したのは同社で初めて。

 今月17、18日、ソフトバンクと同社の廉価ブランド「ワイモバイル」の電子メールで、「.co.jp」を含むアドレスから送信されたものが削除された。


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