2018年9月21日 19:32 | 無料公開
「世界アルツハイマーデー」でオレンジ色にライトアップされた世界遺産で国宝の姫路城=21日夜、兵庫県姫路市
認知症への正しい理解や、患者と家族への支援を広めようと「世界アルツハイマーデー」の21日夜、世界遺産で国宝の姫路城(兵庫県姫路市)が啓発のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされた。
この日に合わせ、日本では公益社団法人「認知症の人と家族の会」(京都市)が京都タワーなど全国各地の観光名所でのライトアップを呼び掛けており、姫路城では3回目。
会の兵庫県支部副代表谷村忠之さん(78)は「認知症への偏見はまだ根強い。年を取れば誰でも発症する可能性があると知ってもらえれば」と話した。