2018年9月21日 16:31 | 無料公開
浅川伸JADA専務理事
ロシアの国ぐるみのドーピング問題で、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の浅川伸専務理事は21日、世界反ドーピング機関(WADA)がロシア側から検査データを提供される前に、同国反ドーピング機関(RUSADA)の処分を解除したことについて「アスリートから理解を得ることは難しいのではないかと感じている」との見解を示した。
WADAは資格回復の条件の一つだった検査データ提供についてロシア側から確約を得たとし、期限を年末に設定。ただ実現はこれからで、問題の全容解明に完全に道筋がついたとは言えない状況だ。国際スポーツ界では処分解除に批判の声も出ている。