ラグビーW杯「タトゥー隠して」 日本で開催、国際統括団体が要請

腕にタトゥーが入ったニュージーランド代表の選手=15日、ウェリントン(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)が、来年日本で開催されるワールドカップ(W杯)に出場する選手やサポーターに、公共のジムやプールを使用する際に上着を着用してタトゥー(入れ墨)を隠すよう要請した。21日までに複数の英メディアが報じた。

 日本では一般的に入れ墨が暴力団関係者と関連づけられることを紹介。温泉などで入れ墨を理由に入浴を断る例があると説明した。タトゥーは特に南太平洋の島国で普及している。

 W杯統括責任者アラン・ギルピン氏は「1年ぐらい前に提案した際に、多分不満が出るだろうと思ったが、今のところ全くない」と述べた。


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