2018年9月19日 21:37 | 無料公開
【北京共同】中国商務省の幹部は19日、トランプ米政権の保護主義的な通商政策に対抗するため、日本、中国、韓国の3カ国による自由貿易協定(FTA)交渉を急ぐべきだとの認識を示した。北京で開かれた日中韓FTAに関する討論会で発言した。
商務省幹部は「3カ国はいずれも自由貿易の推進者だ」と強調。米国を念頭に「単独主義、保護主義が世界経済に打撃を与えている」と主張し、日中韓が結束してFTA締結でアジア太平洋地域の経済を活性化させるべきだと訴えた。
日中韓はFTA交渉を続けているが、締結のめどは立っていない。