2018年9月19日 19:35 | 無料公開
JR西日本は19日、台風21号に伴う大規模な「計画運休」の実施により、近畿圏で通勤通学を中心に在来線約200万人に影響が出たと明らかにした。来島達夫社長は記者会見で「仮に運行を続けていれば大きな被害があった」として、一定程度必要な措置だったとの認識を示した。
JR西日本は、台風21号が上陸する前日の3日に、在来線の全線で運休する「計画運休」の実施を決めた。これによる影響人数は、4日が約75万人、5日が約120万人に上ったと推計した。
19日発表の9月1日から14日までの鉄道事業の収入概況(速報値)は前年期間と比べ1・3%減と、台風21号の影響で減少した。