新デュオであずさ2号? 50周年のロザンナ、高道と

記者会見したロザンナ(左)と高道=東京都内

 夫婦デュオ「ヒデとロザンナ」のデビュー50周年を記念したアルバムの発売に合わせ、ロザンナが東京都内で記者会見。1990年に亡くなった最愛の夫ヒデをしのびつつ、「狩人」の高道と結成した新デュオ「タカ&ロザンナ」の活動に意欲を見せた。

 2人の“なれ初め”は3年前。イベントで久々に再会し、高道が「僕でよければヒデさんの代わりをやりますよ」と誘い、意気投合したという。

 以降、コンサートでヒデロザのヒット曲「愛の奇跡」などをデュエット。取材陣から「(狩人のヒット曲の)『あずさ2号』も?」と期待されると、「やろうか、今度!」と盛り上がるなど、息もぴったりだ。

 その一方で、ロザンナが亡夫を「今でも毎日思い出す」と明かすなど、ヒデロザの結びつきも不変。ライブで高道とロザンナの距離が近づくとマイクがハウリングを起こす「不思議な現象」が何度かあったといい、ロザンナは「(ヒデは)焼きもち焼きだから仕方ないね。こんなにいい女だから」と笑わせた。

 新アルバムにはヒデロザの代表曲と共に「タカロザ」の新曲も収録。ロザンナは「たぶんこの2曲は売れる」と自信満々で、「衣装を考えないと」と早くも紅白歌合戦を視野に。高道も「白組では出ているので、紅組で出たいですね」とまんざらでもない様子だった。


  • LINEで送る