米、電子たばこ対策強化 未成年への広がり懸念

米ロサンゼルスの販売店で売られる電子たばこ用の液体(AP=共同)

 【サンフランシスコ共同】米食品医薬品局(FDA)は12日、10代の若者の間に電子たばこの使用が広がっているとして、主要な製造企業5社に対し、60日以内に未成年者への販売削減策を報告するよう求めたほか、1300以上の小売業者に未成年に販売しないよう警告文を出した。

 電子たばこは、主にニコチンを含む液体から蒸気を発生させて吸う仕組み。さまざまな風味が付けられていて若者の興味を引きやすいとされる。17年に200万人以上の若者が利用したとみられ、FDAはニコチン依存症になるのを避ける必要があると判断した。

 日本ではニコチンを含む電子たばこは販売が禁じられている。


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