2018年8月21日 22:51 | 無料公開
インド南部ケララ州で、豪雨被害による泥汚れを掃除する男性=21日(AP=共同)
【ニューデリー共同】インド災害対策当局は21日、雨期の豪雨により大きな被害が出ている南部ケララ州で5月30日以降に計373人が死亡し、約125万人が避難したと発表した。PTI通信が報じた。
特に今月8日以降の被害が甚大で、PTIによると、同日以降の死者は少なくとも210人に達した。州当局は感染症の流行を警戒している。
インドメディアによると、同州の一部地域では雨が小康状態となって洪水の水も引き始め、帰宅し始めた避難者もいる。水没した家屋などに取り残された人々の救助活動を続けていた軍部隊などは21日から活動規模を徐々に縮小させる方針。