2018年8月18日 22:28 | 無料公開
トルコの首都アンカラでの与党大会で、党員に手を振るエルドアン大統領(中央)=18日(共同)
【アンカラ共同】トルコのエルドアン大統領は18日の演説で、米国との対立を背景とした通貨リラの急落について「為替を利用した経済クーデター」の試みだと語り、米国が仕掛けた陰謀だとの見方を示唆した。首都アンカラで開かれた与党、公正発展党(AKP)の党大会で語った。
エルドアン氏は名指しは避けながらも米国を批判、「降参しない」と対決姿勢をあらためて強調した。
エルドアン氏は米国を念頭に「戦略的パートナーであるように振る舞いながら、われわれを戦略的な標的にした」と主張。