2018年8月17日 19:35 | 無料公開
整備記録の改ざんなどが明らかになり、7月に国土交通省から事業改善命令を受けた日本貨物航空(NCA、千葉県成田市)は17日、所有する機体数を減らし、整備現場の負担軽減を図るとする改善策を、同省に提出した。現在は2機種の計11機を所有しているが、今後は1機種の8機に減らす。
NCAを巡っては、改ざんの発覚により、整備記録の確認が必要だとして、6月に全11機の運航を停止。再開できたのは2機にとどまっている。
今後は、「戦略的業務提携」にある全日空からの整備担当者の受け入れを増強。整備担当の社員の技術向上も進める。