群馬ヘリ事故、献花の人絶えず 墜落から1週間

吾妻広域消防本部にある献花台の前で手を合わせる女性=17日午前、群馬県東吾妻町

 群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が墜落し、搭乗員9人全員が死亡した事故から1週間となった17日、隊員6人(1人は県に派遣)が犠牲になった吾妻広域消防本部(同県東吾妻町)に設置された献花台に多くの人が訪れ、亡くなった人たちを悼んだ。

 献花台にはたくさんの花やたばこ、飲み物が供えられた。犠牲者の田村研さん(47)宛てに「ただただ残念でなりません。また一緒にスキーしよう」と書かれたメッセージボードも。近所の女性(47)は「消防隊員には私たちの生活を守ってもらっている。ありがとうございましたと手を合わせた」と涙ぐんだ。


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