東証、午前終値は2万2234円 売買交錯で乱高下

 16日午前の東京株式市場は、米国との貿易摩擦問題を巡るトルコの情勢不安定化から続落して始まり、日経平均株価(225種)の下げ幅は一時300円を超えた。しかし、米中協議の進展による貿易摩擦緩和への期待もあり売り買いが交錯し、株価は乱高下した。

 午前終値は前日終値比29円97銭高の2万2234円19銭。東証株価指数(TOPIX)は7・12ポイント安の1690・91で今年の終値での安値に一時迫った。

 米国との貿易摩擦の激化と通貨リラの急落で揺れるトルコ問題への警戒感は根強い。


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