米中間選挙、女性候補が最多 反トランプ背景に躍進

ラシダ・トレイブ氏=2008年11月6日、米ミシガン州の州議事堂前(AP=共同)

 【ワシントン共同】米トランプ政権への審判となる11月の中間選挙は、連邦下院選と知事選の女性候補の数が史上最多となった。女性問題を抱えるトランプ大統領への批判や女性の権利向上を目指す運動の活発化が背景だ。議会多数派の奪還を狙う野党民主党で個性的な女性候補が次々と登場し、白人男性が目立つ与党共和党に対抗する構図となっている。女性票の行方が政権の命運を左右しそうだ。

 「米国女性政治センター」によると、連邦下院(定数435)選挙の女性候補者は少なくとも188人で、16年下院選の候補者167人を超えた。知事選の女性候補者は12人で、過去最多だった10人を上回った。


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