150円超え、12週連続 ガソリン、家計に影響も

ガソリンスタンドでの給油=東京都内

 経済産業省資源エネルギー庁が15日発表した13日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、6日時点の前回調査から横ばいの152円10銭だった。150円超えは12週連続で高止まりが続いている。夏休みなど行楽シーズン中の家計にとっては打撃となりそうだ。

 調査した石油情報センターによると、原油の需給がやや緩んだことを背景に石油元売りは卸価格を引き下げたものの、7月の上昇局面時に各地のガソリンスタンドによる価格転嫁が遅れた反動で、小売価格の引き下げは遅れ気味となっているという。来週は小幅な値下がりを予想している。


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