2018年8月14日 11:10 | 無料公開
中国の国旗が掲げられた通りに座る男性=7月、中国新疆ウイグル自治区ウルムチ(共同)
【ジュネーブ共同】ジュネーブで開かれた国連人種差別撤廃委員会の会合で、中国政府代表は13日、新疆ウイグル自治区に少数民族ウイグル族ら100万人以上を思想改造する秘密の収容施設が存在すると訴える委員の指摘に対し「完全に虚偽だ」と否定した。
米著名人権活動家のマクドゥーガル委員は10日の会合で「ウイグル族やイスラム教徒ら推計100万人以上が政治キャンプに強制的に送り込まれているという確かな情報が数多くある」などと説明し、これらのキャンプは秘密裏に運営されていると批判した。
ウイグル自治区では2009年にウルムチで大規模暴動が発生した。