白物家電の出荷2・3%増 高機能品への買い替えで

 日本電機工業会(JEMA)が23日発表した2018年上半期(1〜6月)の白物家電の国内出荷額は前年同期比2・3%増の1兆2025億円となった。上半期のプラスは3年連続。大容量や省エネなど機能性の高さをうたった、高額な製品への買い替えが引き続き堅調で、幅広い製品で出荷が伸びた。

 品目別では、洗濯機が、5・9%増の1789億円。冷蔵庫が2・6%増の2100億円だった。いずれも共働き世帯の増加などを背景に、まとめ洗いやまとめ買いに適した製品が好調だった。

 エアコンは、梅雨明けが例年よりも早く気温が高かったことから、4・7%増の4066億円だった。


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