米長官「イランに最大圧力維持」 政策転換まで制裁解除せず

 【ワシントン共同】ポンペオ米国務長官は22日、米西部カリフォルニア州シミバレーで講演し、イランがテロ組織の支援に投じる資金を遮断するため「最大限の圧力」をかけ続けなければならないと訴えた。イランが政策転換するまで経済制裁を解除しない考えも重ねて示した。

 ポンペオ氏は米国のイラン核合意離脱に伴い、関係国と連携してイラン産原油の輸入を11月4日までに「限りなくゼロにする」とも強調。中東地域の不安定化に関与するロウハニ政権幹部やイラン革命防衛隊高官に「悲痛な報いを受けさせなければならない」と述べた。


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