2018年7月22日 09:18 | 無料公開
G20財務相・中央銀行総裁会議の初日討議後に記者団の質問に答える麻生財務相=21日、ブエノスアイレス(共同)
【ブエノスアイレス共同】アルゼンチン・ブエノスアイレスで開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は21日夕(日本時間22日午前)、初日の討議を終えた。保護主義的な通商政策を次々に打ち出す米国に批判が集中した可能性がある。出席した麻生太郎財務相が21日、日本の主張や議論の方向性を記者団に明らかにする。
今回の会議は、米国と中国が今月6日に制裁関税を互いに発動してから初の経済閣僚による国際会議で、米中両国が参加した。
トランプ米政権は鉄鋼とアルミニウムに高関税を課す輸入制限を実施したのに続き、自動車の輸入制限も検討している。