全信労連、連合を脱退へ 産別脱退は10年ぶり

 連合は20日、傘下の産業別労働組合「全国信用金庫信用組合労働組合連絡会議」(全信労連、組合員数約4800人)が7月31日で脱退すると発表した。傘下の産別の脱退は約10年ぶりで、構成組織数は48となる。

 全信労連は、信金や信用組合の16労組で構成。河合悟司議長は取材に「財政上の理由から離脱することを決定した。連合の政治姿勢や運動方針に不満があるわけではない」と述べた。

 2001年に連合に加盟。昨年12月に加盟労組の委員長らによる常任幹事会で離脱を決定。関係者への説明を経て今年6月に連合に脱退を届け出ていた。


  • LINEで送る