自民、定年7人を「特例」公認 参院選、1次60人弱決定へ

 自民党は来年夏の参院選で、党内規で定める「原則70歳定年制」に抵触する比例代表選出の9議員のうち、参院副議長を務めた山東昭子氏(76)や衛藤晟一首相補佐官(70)ら7人を「特例」として公認する方針であることが分かった。第1次公認として、20日の選対本部会議で7人を含めて60人弱を公認決定する見通しだ。党関係者が19日、明らかにした。

 これまで70歳以上の公認は例外的な位置付け。今回、7人を特例とすることを巡り、世代交代を求める若手らもおり、定年の在り方が改めて議論となる可能性がある。

 対象は来年7月28日の任期満了日時点で70歳以上となる9人という。


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