2018年7月19日 18:09 | 無料公開
米軍普天間飛行場の移設先、沖縄県名護市辺野古沿岸部で、沖縄防衛局が護岸で囲い込む作業を終えた区域=19日午後
防衛省沖縄防衛局は19日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設工事で、8月17日にも初の土砂投入を予定する海域を護岸で囲い込む作業を完了した。本格的な埋め立てとなる土砂投入の準備が整った形だ。
土砂投入するのは、埋め立て区域南側の「K4」「N3」「N5」と呼ばれる三つの護岸で囲う場所で、広さ約6・3ヘクタール。N3とN5は既に所定の長さに達しており、19日にK4がN3とつながった。
今後は、護岸造成で海中投入した石材の上をコンクリートブロックで覆う作業などを続ける。