沖縄県、滑走路閉鎖で空自に遺憾 那覇空港、原因はパンク

 那覇空港で航空自衛隊那覇基地所属の早期警戒機E2Cが動けなくなり滑走路が閉鎖された問題で、沖縄県の池田竹州知事公室長は18日、県庁で同基地の稲月秀正基地司令に文書で「大変遺憾だ」とし再発防止と原因究明を要請した。同基地によると、対領空侵犯措置のために緊急発進後、着陸時にタイヤがパンクし動けなくなった。

 翁長雄志知事名の要請文では、昨年7月にも戦闘機の部品落下で滑走路が閉鎖されたことに触れ「再び事故が発生した」と批判した。稲月氏は「真摯に受け止める」と応じた。

 那覇基地などによると、パンクは17日午後5時40分ごろに発生。滑走路が約1時間40分閉鎖された。


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