2018年7月17日 21:14 | 無料公開
自民党の岸田文雄政調会長が率いる岸田派(宏池会、48人)は17日、東京都内で臨時総会を開き、9月の党総裁選を巡り、立候補するかどうかの判断を岸田氏に一任することを決定した。岸田氏は総会後、記者団に決断のタイミングについて「国会閉会後に自ら判断したい」と述べるにとどめた。党内情勢や派閥内の意見を踏まえて最終判断するとみられる。
岸田派内では総裁選対応に関し、6〜7月に当選回数別に懇談会を開催した。幹部が意見を聴取したが、立候補を求める「主戦論」が大勢を占めた。一方、ベテラン議員を中心に慎重意見も根強く残っている。