2018年7月17日 20:36 | 無料公開
主な野党が欠席して開かれた衆院議院運営委の理事会。奥は古屋圭司委員長＝１７日
与党は１７日、参院定数を６増する自民党提出の公選法改正案が衆院政治倫理・公選法改正特別委員会で可決したのを踏まえ、１８日の衆院本会議で採決し、成立を図る方針を決めた。自民党の船田元・党衆院議員総会長は「納得できない」として採決を欠席する意向を表明した。一方、野党は古屋圭司衆院議院運営委員長（自民党）の解任決議案提出も視野に、抵抗する構えだ。
古屋氏は１７日の議運委理事会で、主な野党が欠席する中、１８日に衆院本会議を開催し、公選法改正案を採決する日程を決定した。理事会後、古屋氏は記者団に１７日に衆院本会議を開いて改正案を緊急上程することはしないと説明した。
