2018年7月16日 21:16 | 無料公開
強い日差しの下、災害ごみを運び出すボランティア=16日午後0時4分、岡山県倉敷市真備町地区
西日本豪雨で大きな被害が出た岡山、広島、愛媛の各県は16日も35度以上の猛暑日となる観測地点があり、熱中症とみられる症状で救急搬送された人は、共同通信の集計で計137人に上った。うち8人が災害ボランティアだった。今後も非常に厳しい暑さが続く見込みで、復旧作業に当たる住民らの健康状態が懸念される。
熱中症とみられる搬送者の内訳は岡山県が71人、広島県35人、愛媛県は31人。自宅のがれきを片付けていた人や、復興支援をしていた消防団員らが含まれているという。
岡山県笠岡市ではボランティアの男子高校生が病院に搬送された。命に別条はないという。