2018年7月16日 17:02 | 無料公開
国を相手に損害賠償を求める原告団結成集会に参加した関係者ら＝１６日午後、茨城県常総市
２０１５年９月の関東・東北豪雨で浸水被害が起きたのは国の河川管理に不備があったためだとして、国に損害賠償を求めて提訴する被災者らが１６日、茨城県常総市で原告団結成集会を開き、８月７日に提訴する方針を確認した。
集会には原告となる予定の１３世帯と支援者ら計約３０人が参加。支援者の１人は「みんなで心を合わせて国の間違いを訴えていきたい」と声を上げた。
弁護団によると、原告は常総市民を中心に約２０世帯、請求額は１億円を超える見込み。
関東・東北豪雨では鬼怒川の決壊などにより市の面積の約３分の１に当たる約４０平方キロが浸水。５千棟以上が全半壊した。
