2018年7月15日 19:15 | 無料公開
死亡した元海軍特殊部隊員の顔が描かれた紙を囲む、救出された少年ら(タイ保健当局提供、共同)
【バンコク共同】タイ保健当局は15日、北部チェンライ郊外の洞窟から救出された地元サッカーチームの少年12人と男性コーチの計13人が、救出作業中に死亡した元海軍特殊部隊員の死を悼んで病院内で黙とうしたと明らかにした。
少年らは14日、それぞれの家族らから元隊員の死を知らされ、悲しみにうちひしがれて涙を流したという。
保健当局によると、少年らは元隊員の顔が描かれた紙にそれぞれメッセージを書き込み、立派な人間になることを誓った。13人の健康状態は良好で、退院も近いとみられる。
死亡した元隊員は洞窟内で空気ボンベを運んでいた。作業終了後に意識を失い、死亡した。