福島・いわき市で海開き 放射線量を毎日掲示

勿来海水浴場を監視するライフセーバーの今井恵子さん(左)=14日、福島県いわき市

 福島県いわき市で14日、3カ所の海水浴場が一斉に海開きした。県内ではこのほか相馬市の原釜尾浜海水浴場が21日に8年ぶりに開設されるが、ほかの海水浴場は東京電力福島第1原発事故や東日本大震災の津波の影響などで今夏も休止する。

 いわき市の勿来海水浴場では今シーズンから、監視員に加え地元のライフセーバーも活動を始めた。日本ライフセービング協会の資格を持った3〜6人が毎日、ビーチを巡回する。

 いわき市で他に開かれたのは四倉、薄磯の両海水浴場。3カ所では8月16日までの遊泳期間中、測定した放射線量を毎日掲示する。


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