2018年7月9日 19:40 | 無料公開
【北京共同】三菱電機は9日、中国の製造業の競争力強化に向けた長期戦略「中国製造2025」に協力するため、中国政府系の研究機関と戦略提携を結んだ。次世代技術の標準化を策定する段階から参画し、将来の市場開拓につなげる狙いだが、技術流出の懸念もある。
同社は昨年、「モノのインターネット(IoT)」を含む「スマート工場」の最新技術を導入したモデル生産ラインを北京市内に設置した。今後は中国の研究機関などと共同で新技術を検証しながら、中国の標準化策定に積極的に関与する。