2018年7月9日 17:37 | 無料公開
総務省は9日、2017年度の地方税収(地方法人特別譲与税含む)が過去最高の40兆9087億円になったとの速報値を発表した。堅調な景気を背景に税収の柱である個人住民税が伸び、前年度に比べ1・4%(5750億円)増えた。これまでの最高は15年度の40兆4050億円だった。
17年度の内訳を見ると、個人住民税は2・8%(3431億円)増の12兆8179億円。会社員の給与に加え、株式の売却益や配当も伸びたことによる個人所得の増加が影響した。
法人2税(住民税、事業税)は微減の6兆2576億円だった。