働き方法案、26日首相質疑 参院委、野党は採決拒否

 参院厚生労働委員会は25日の理事懇談会で、26日の同委員会に安倍晋三首相が出席し、働き方改革関連法案に関する質疑を行うことを決めた。与党は26日の委員会採決も提案したが、野党は審議が不十分だなどとして拒否し、与野党の筆頭理事で協議することになった。

 26日は安倍首相が出席しての質疑を1時間半、その後、通常の審議を3時間開く。参院厚労委での審議は衆院厚労委とほぼ同じ28時間に達しているが、理事懇談会後に取材に応じた野党理事は「採決の環境は整っていない。引き続き徹底審議を求める」と話した。


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