りゅうぐう着陸、難しいものに はやぶさ2画像撮影、表面に凹凸

はやぶさ2のカメラが24日に捉えたりゅうぐう。40キロの距離から撮影した(JAXA、東京大など提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、探査機はやぶさ2のカメラが捉えた小惑星りゅうぐうの最新画像を公開した。24日に約40キロの距離から撮影、そろばんの玉のように赤道付近が大きく張り出し、表面に多くの凹凸がある様子が鮮明に写っていた。チームは「着陸候補地点の選定は難しいものになる」としている。

 画像からは赤道付近などに複数のクレーターがあり、ごつごつとした岩の塊のようなものがいくつも確認できる。はやぶさ2はりゅうぐうから岩石を採ることを目指しているが、表面が平らな方が着陸しやすい。

  はやぶさ2は27日に、りゅうぐうまで20キロに到着する予定。


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