2018年6月25日 12:56 | 無料公開
はやぶさ2と小惑星りゅうぐうのイメージ(JAXA提供)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、探査機はやぶさ2が地球から約3億キロ離れた小惑星りゅうぐうに27日に到着すると発表した。
到着するのはりゅうぐうから20キロの目標位置。到着後はりゅうぐうと一緒に太陽の周りを飛行、表面の形状などを詳しく観測して着陸に適した場所を探す。りゅうぐう付近に約1年半滞在し、3回着陸して表面や地下から岩石を採取する予定。
りゅうぐうには水や有機物を含む物質があると考えられており、太陽系の成り立ちや生命の起源に迫る手掛かりが得られると期待されている。順調なら2020年末にも地球に岩石を持ち帰る見込み。