W杯日本報道陣、男に威嚇される 銃のようなもの発砲も

 【カザン共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表を取材中の日本報道陣が、サランスクで行われたコロンビア戦後にバスでベースキャンプ地のカザンに戻る途中、休憩で立ち寄ったパーキングエリアでロシア人とみられる男性から銃のようなもので威嚇される騒ぎが19日にあった。けが人はいない。

 男性は「日本人は出て行け」などと差別的な発言を繰り返し、人に向けて車を急発進させた。バスを手配した旅行代理店によると、銃のようなものを空に向けて発砲した。「運動会のスタートで使用するような信号銃のようだった」との証言もある。警察官が駆け付け、男性は逃げたという。


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