2018年6月22日 20:56 | 無料公開
大阪府警は22日、大阪府北部地震で、ガス機器の部品交換の必要がないのに、業者に十数万円請求され支払った被害があったと明らかにした。地震発生後、悪質便乗商法の被害が発覚したのは初めて。生活経済課が捜査を始めた。
生活経済課によると、被害があったのは地震発生当日の18日。大阪市の60代男性が地震で止まったガス機器の修理を業者に電話で依頼した。業者から「修理には部品交換が必要」と言われたという。
実際には地震を感知したメーターが供給を自動停止させただけで、業者は復帰ボタンを押しただけとみられる。ほかに修理の痕跡は確認できなかった。