沖縄県、米軍に墜落抗議 嘉手納で司令官に、F15

 沖縄県沖で米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)の第18航空団に所属するF15戦闘機が墜落した事故を受け、沖縄県の謝花喜一郎副知事は22日、嘉手納基地を訪れ、18航空団のケース・カニンガム司令官(准将)に直接抗議した。面談は非公開で、謝花氏が抗議後に記者団に明らかにした。

 県は12日、防衛省沖縄防衛局などに原因究明まで同型機の飛行中止を米側に働き掛けるよう要請したが、18航空団は、一時的に見合わせていたF15の飛行訓練を13日に再開した。

 事故は11日早朝に発生。パイロット1人が緊急脱出し、救助された。

 18航空団は嘉手納基地の主力部隊。


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