2018年6月21日 16:43 | 無料公開
九州電力は21日、玄海原発(佐賀県玄海町)で発生した低レベル放射性廃棄物に関し、青森県六ケ所村にある日本原燃の埋設施設への輸送を22日から開始すると発表した。この施設で昨年5月、廃棄物を詰めたドラム缶を埋設するクレーンに不具合が見つかったため、輸送を延期していた。
九電によると、輸送するのは200リットルドラム缶480本。放射能レベルの低い金属片や廃液などが収納されている。計画では船で4日間ほどかけて六ケ所村の港へ輸送。その後、埋設施設に運び入れるという。
玄海原発を巡っては、3号機が今年3月23日に、4号機が今月16日にそれぞれ再稼働した。