はやぶさ2から小惑星の最新画像 まるでそろばん玉

探査機はやぶさ2が日本時間20日に約100キロの距離から撮影した小惑星りゅうぐうの画像(JAXAなど提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は21日、探査機はやぶさ2が接近途中に捉えた小惑星「りゅうぐう」の最新画像を公開した。中央部分が横に張り出して膨らんでおり、そろばんの玉のような形をしていることが分かった。

 表面にはクレーターのようなくぼみがあることも判明、謎に包まれたりゅうぐうの姿が明らかになってきた。はやぶさ2とりゅうぐうの距離は21日正午時点で約76キロ。27日前後に20キロのところに到着する予定で、本格探査に向けて期待が高まりそうだ。

 JAXAによると、画像は18〜20日に撮影。りゅうぐうの大きさは推計で約900メートルという。


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