2018年6月21日 12:01 | 無料公開
「萬重」の田村圭吾さん(右)と対談する文化庁の宮田長官=21日午前、京都市
文化庁の宮田亮平長官は21日、先行移転と位置付け、京都市に設置した「地域文化創生本部」の発足1周年を記念し、京都の料理人と和食文化について語り合った。
京料理「萬重」の若主人田村圭吾さんと、和食文化を次世代につないでいくための振興策や、文化庁の役割などについて対談。田村さんは「京料理は全国から素材が集まった集合体」と説明し、宮田長官は「美学があるのが和食文化だ」と応じた。文化庁として「文化、経済、観光の三つを好循環で回すハンドリングをしていきたい」と述べた。