18歳以上が国民投票可能に 投票年齢を引き下げ

 憲法改正に必要な国民投票の投票年齢が21日、「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられた。2014年6月20日に施行された改正国民投票法に基づく措置で、最高法規である憲法の改正について、18歳から投票に参加できるようになった。ただ、与野党の対立で改憲論議は停滞している。国会発議を経て初の国民投票が実施される状況には至っていない。

 14年施行の改正国民投票法は、投票年齢を20歳以上とし、施行から4年後に18歳以上に引き下げると規定していた。若者に積極的な社会参加を促す狙いがある。既に選挙権年齢は16年6月施行の改正公選法で18歳以上に変更された。


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