甲子園で地震後初試合 「野球気分ではないが…」

 大阪府北部地震から一夜明けた19日、兵庫県西宮市の甲子園球場ではプロ野球の阪神―ロッテが予定通り実施された。交通機関が一時大きく乱れ、試合開催も危ぶまれたが、午後6時に開始。観客数は同球場では今季最少となる2万4127人で、さらなる揺れを心配する声が上がった。試合はロッテが3―1で勝った。

 大阪府守口市の主婦で阪神ファンの平井裕美さん(47)は「阪神大震災のことがあるからちょっと怖い」と不安な表情。チケットを以前から持っていたため訪れたといい「余震があって甲子園で野球を見ている気分ではないけど、試合をやるなら頑張ってほしい」と話した。


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