2018年6月19日 21:02 | 無料公開
大阪府北部地震で建築基準法に違反したブロック塀が倒壊し、高槻市立寿栄小4年三宅璃奈さん(9)が下敷きとなって死亡したことを受け、高槻市は19日、全市立小中学校の緊急安全点検を実施し、他にも複数の学校で違法状態のブロック塀が見つかったと明らかにした。
塀が倒れた通学路は、用水路と学校敷地の間を通っており、用水路側は危ないため塀側を歩くように市教育委員会が指導していたことも判明。浜田剛史市長は19日午後、寿栄小を訪れ「深くおわび申し上げるしかない」と陳謝した。
市によると、基礎部分とブロック塀を合わせた高さは約3・5mで、基準(2・2m以下)を超えていた。